東山が京都共栄を下しベスト4進出!大会の中で成長することで、全国出場を狙う

球際の攻防(写真=雨堤俊祐)

 第99回全国高校サッカー選手権大会・京都大会の準々決勝が11月3日に京都府立山城総合運動公園で行われた。陸上競技場での第2試合は優勝候補の一角とされる東山と、一昨年の準優勝校の京都共栄を4回戦で破った大谷が激突した。

  先制点は前半13分。東山はゴール前まで攻め込み、エリア内で連続シュートを放つ。相手の懸命の守備に阻まれるが、最後はFW岩村匠馬(3年)がネットを揺らした。東山は35分にも岩村が相手DFラインの背後に抜け出してGKと1対1のチャンスを迎えるが、ここは大谷GK王来王家弘也(3年)が飛び出してピンチを防ぐ。39分にもエリア内で立て続けにシュートを放つが、大谷も身体を張った守備で追加点を許さない。前半は1-0で試合を折り返した。

  後半も試合の大勢が変わらない中、52分に東山に追加点が生まれる。岩村からのパスを中央右寄りで受けたMF藤枝康佑(2年)が、ドリブルから右足でシュートを放ちネットを揺らした。79分には左サイドのFKから、交代出場のFW松原綾成(3年)がヘッドで3点目。大谷も後半アディショナルタイムに右CKからDF加藤魁也(1年)が押し込んで1点を返したが、試合は3-1で終了となった。

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▽第99回全国高校サッカー選手権京都予選
第99回全国高校サッカー選手権京都予選