駒沢補助球技場第3試合、東京農業大一高等学校対明法高等学校の負けられない一戦が14:00にキックオフむかえた。緑のユニフォームの東農大一、対する明法は白のユニフォームでこの一戦を戦う。

 立ち上がりからペースを握ったのは東農大一。3分、CKから近藤澄也が頭で合わせゴール前で混戦になるがゴールに押し込めず。
 明法も6分、左サイドから後藤裕がスピードのあるドリブルからシュートを狙うがこれはキーパー正面。
 7分には東農大一・牧野裕也のクロスから浅田拓郎がチャンスを向かえるが、これはゴールの上に外れる。

 東農大一のスピードとテクニックのある平信拓海と常に相手の嫌なところに顔を出す板倉将太をなかなか明法は捕まえきれない。
 すると10分、東農大一は今度は牧野がゴール前でボールを受けるとそのまま反転しボールを運び、最後には倒れこみながらのシュート。これがそのままゴールに吸い込まれて東農大一が先制。さらに攻撃は続く。14分、左サイドを駆け上がった友井優太がグラウンダーで中に入れると平信がこれをきれいに繋ぎ最後は浅田。しかしこれは枠を捉えることができず。
 16分にもFKからトリックプレーからチャンスを作るがこれは明法GK・郡山玄に防がれる。
 25分、浅田とのワンツーで抜け出した平信がチャンスを向かえるがまたしてもキーパーの鋭い飛び出しによって追加点は奪えない。

 防戦が続く明法も、前線の田中聖矢と後藤を中心に反撃を試みるがなかなかゴール前までボールを運ばせてもらえない。

 すると32分、東農大一攻撃の中心である板倉からのスルーパスに反応した浅田がシュートを放つ。キーパーに当たってゴールに吸い込まれると思ったがポストに当たりゴールラインを割らない。

 36分、明法こちらも攻撃の中心である9番が左サイドを突破しクロスをあげる。これは東農大一のDFがクリア。37分には東農大一ショートコーナーから板倉→平信と繋いで鈴木勇也が合わせるがキーパーにキャッチされる。

 東農大一がペースを握りながらも目まぐるしく攻守が入れ替わる展開。このまま前半終了と思われたが40分、明法・田中が相手に囲まれながらも粘ってCKを得る。大きなチャンス、野田真司が蹴ったボールに後藤が頭で合わせるとこれがきれいな弧を描いてキーパーに頭上をこえてゴール。同時に前半終了のホイッスルが鳴り響き、明法は最高の形で前半を折り返した。

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