新田、松山北との激闘90分+αをPK戦で制す!

27分に先制ゴールを決めた新田11FW日浦 知守(2年)(写真=寺下友徳)

 先に開催された「第99回全国高校サッカー選手権」で愛媛県代表として39年ぶり3回目の出場を果たした新田。結果は初戦で藤枝明誠に逆転で敗れたものの、試合開始早々に電光石火の攻めで2点を先制するなど、前半26分に退場者を出すまではサッカー王国・静岡県を大いに慌てさせた。

 そんな新田の新チーム初戦となる無観客での県新人大会。中予地区予選を免除され、12校が参加した愛媛県大会の2回戦からシードされた彼らは初戦で新居浜西を2-1で下し、2月6日(土)に北条スポーツセンターで開催される準決勝・決勝戦(1日2試合)に挑んだ。

 そして準決勝の相手は過去5度選手権出場、近年も95回大会に出場している強豪・松山北。試合は35分ハーフ・10分ハーフ延長戦の計90分でも決着が着かず、PK戦にまでもつれ込む激戦となった。

 では、両校のスターティングシステムから紹介していく。新田は選手権同様の「4-4-2」。GKはキャプテン・選手権経験者の田中藍人(2年)、DFは右から15檜谷隼雲(1年)、5森誠也(1年)、選手権のリベンジに燃える3白石慶次郎(3年)に2宮領渉真(1年)。中盤はダブルボランチに22篠﨑亮輔(1年)と旧チームからの主力10青野宇矩(2年)、サイドアタッカーは右に7中越翔悟(2年)、左に6東尾翔太(2年)の選手権経験コンビ。2トップは9福井 優斗(2年)とエースの11日浦 和守(2年)が組んだ。

 松山北は「3-5-2」でえ新田に対応。GKは1木村晃大(2年)、3バックは右から5井川 天喜(2年)、4鈴木良(2年)、12上田雄貴(2年)。中盤はダブルボランチが9松井康暢(2年)と7森智史(1年)、ウイングハーフは右にキャプテンの10渡部晴大(2年)、左に6木村夏皐(2年)。そしてトップ下が14佐々木洸輔(2年)に2トップは11中本 壮太(2年)と15渡邉悠斗(2年)という布陣で臨んだ。

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▽令和2年度愛媛新人戦(新人選手権大会)
令和2年度愛媛新人戦(新人選手権大会)