横浜ユースが市立船橋を主力を欠きながらも7発と圧倒!1年生ふたりが存在感を発揮

横浜ユースはFW磯ヶ谷佳心の2得点など7ゴールを決めた(写真=松尾祐希)

 5月8日、U-18高円宮杯プレミアリーグEASTの6節が各地で行われ、横浜F・マリノスユース市立船橋を7-0で下した。

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 主導権を握った横浜ユースは序盤から相手に付け入る隙を与えない。CBの髙橋謙豪(3年)と畑野優真(2年)、GK福井大次郎(2年)が相手のプレスをうまく外してビルドアップを行うと、中盤の3人が連動してボールを前に運んでいく。

 7分には左SBの池田春汰(2年)のフィードにMF松村晃助(3年)が反応。ダイレクトで右足を振り抜き、鮮やかにゴールネットを揺らす。勢いに乗った横浜は攻撃の手を緩めず、15分に再び加点。MF望月耕平(1年)のラストパスを受けた松村が今度は左サイドから中央に切れ込み、左足でゴールを奪った。28分にはMF篠原佑岳(3年)の左CKに畑野が頭で合わせ、41分にも磯ヶ谷佳心(3年)が右足で決めてリードを4点とした。

 後半の立ち上がりは息を吹き返した市立船橋のハイプレスに苦戦。MF太田隼剛(2年)を起点にショートカウンターを仕掛けられ、ピンチを招く場面も少なくなかった。それでも粘り強く守り、苦しい時間帯を凌ぐ。

 徐々にリズムを取り戻すと、23分にMF白須健斗(1年)のクロスに磯ヶ谷が合わせて追加点。70分にはエースストライカーのFW内野航太郎(3年)が最終ラインの背後に抜け出すと、冷静に1対1を制して5点目をもぎ取った。

 以降も優勢に進め、82分には途中出場のMF佐藤未来也(3年)がネットを揺らす。U-21エリートリーグに数名の選手が出場した影響を感じさせないハイパフォーマンスで、7得点の圧勝劇で今季4勝目を掴んだ。

 

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