青森山田・黒田監督(写真=佐藤亮太)
加えて、コンディション不良などでベストメンバーが組めないなか、いままで出場できなかった選手の頑張りが勝利を引き寄せた。そのひとりが2得点のFW23佐俣。
2年生の佐俣はプレミアリーグ初出場・初先発。高円宮杯JFAU-18サッカーリーグ東京・T1リーグでの活躍が認められ、チャンスが巡った。
佐俣本人は「緊張しなかった」というが、試合直前、ユニフォームを前後ろに着てしまったそうだが・・・2得点とも見事なシュートだった。
「得意なゴールの形はないが思い切り打つことを意識している」とFW23佐俣。今節、得点源のFW熊田直紀不在だったが「熊田選手がいないから点が獲れなかったと言われたくない」と意地がうかがえた。
不十分な編成のなか、球際にさらに強い球際で対抗し、もぎ取ったきょうの試合。
「いろんな人の思いが詰まった勝点3だった」(奥原監督)
リベンジを果たし、チームはさらに前進する。
(文・写真=佐藤亮太)
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST
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