崖っぷちのG大阪ユースがG大阪内定MF髙橋を封じ静岡学園に逆転勝利!

先制ゴールを決めて喜ぶ静岡学園イレブン(写真=会田健司)

 10月9日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 WESTの第17節1日目が行われ、ガンバ大阪ユース(大阪)と静岡学園(静岡)の一戦は、ガンバ大阪ユースが先制されながらも後半の2ゴールで逆転勝利を飾った。

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 現在最下位とプレミア残留に向け崖っぷちのガンバ大阪ユースと5試合勝ちなしの静岡学園。両チームの"負けられない!"気持ちが強くぶつかり合う激しい一戦となった。

 序盤は静岡学園の出足が良く、前線から積極的なプレスを仕掛け押し込む。これを受けたガンバ大阪ユースも慌てることなく対応し、徐々に相手を押し返す。

 球際への圧力を増したガンバ大阪ユースは相手陣内でボールをカットし、ショートカウンターを繰り出す。20分には11FW鈴木大翔が抜け出し左足で狙うと、30分にもFW17日笠蓮康がGKの頭上を越すループシュート。しかしどちらもシュートが枠を捉えず、決定機を逃してしまう。

 するとピンチを凌いだ静岡学園にも決定機。32分に右サイドの高い位置でボールを受けたDF3森下蒼大が強烈なミドルシュートを放つと、これで得た左CKにゴール前でFW9神田奏真が頭で合わせゴールネットを揺らした。

 静岡学園が先制し、そのままゲームが前半アディショナルに入ると両チームがゴールに迫る。まずは静岡学園。MF10髙橋隆大が中盤右サイドでボールを受けると一気に加速。ドリブルで相手を振り切りながら一人でボックスに侵入すると、鋭い切り返しから左足を強振。GKのファインセーブでゴールとはならなかったが、G大阪ジュニアユースから静岡学園に進み、古巣のガンバ大阪内定を決めた髙橋がその実力を見せつけた。

 対するガンバ大阪ユースも直後に反撃。前線でDFとの競り合いを制した日笠がそのまま持ち込み、GKをかわしてシュートを放つ。しかしこれはカバーに入ったDFにブロックされゴールならず。このまま前半が終了し、1-0と静岡学園が1点リードで試合を折り返した。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 WEST
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