履正社が延長後半残り1分で決勝ゴール!先制許すも2-1で東海大仰星を下し全国に王手

同点ゴールを決めて喜ぶ履正社9番FW古田和之介

 6月5日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選準々決勝が行われ、履正社東海大仰星と対戦。1-1のまま延長戦に突入すると、延長後半も残り1分のところでMF川端元にゴールが生まれ履正社が2-1で逆転勝ち。これで準決勝に進出した履正社は5大会ぶりの全国出場をかけ、6月11日に万博記念競技場で近大附と対戦する。

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 プレミアリーグWEST所属のため、中央トーナメント2回戦から登場の履正社はこれが2戦目。常翔学園に追い付かれながらもMF名願斗哉のゴールで突き放し準々決勝に進んできた。

 一方、プリンス関西1部で暫定首位の東海大仰星は中央トーナメント1回戦からの登場で帝塚山泉ヶ丘に5-0、桃山学院に3-0と順調に勝ち進んできた。

 試合は序盤から東海大仰星が長いボールを蹴りながら圧力を掛ける。両チームが球際で戦い、度々ファールで試合が止まるなど激しい試合が続く。

 両チームがフィニッシュまで行けない展開が続いたが、先手を取ったのは東海大仰星。32分、左サイドからのロングスローを10番MF大島羽瑠が頭で逸らしたところに30番MF岩井遥斗が飛び込みヘディングでゴールに押し込んだ。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選