クロスに合わせて3得点。ハットトリックを決めたFW三木響介(写真＝多田哲平)

　関東高校サッカー大会埼玉県予選が4月16日に開幕し、1回戦で埼玉平成と浦和西が対戦。埼玉平成が3-1で勝利を収めた。

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　埼玉平成は序盤、ペースを握られる。5分に浦和西のFW9染谷颯人(3年)に突破を許して決定機を作られると、11分にはCKからMF7本村壮佑(3年)のヘディングシュートを被弾。先制点を献上してしまう。

　24分にはさらに、染谷にポスト直撃のシュートを浴び、あわやというシーンを作られた。

　しかし失点で目が覚めたか、埼玉平成は徐々にリズムを取り戻し、相手を押し込む時間が増えていく。

　前半途中から、右サイドのFW11入江恵賀(3年)、左サイドのFW25三木響介(2年)の両ウイングが鋭い突破から度々チャンスを演出。すると28分、右サイドでボールを呼び込んだ入江がダイレクトでゴール前に折り返すと、スルーでDFとGKを翻弄し、最後は三木が右足で合わせて同点に。