2戦連続完封で8強入り!日大豊山が大森学園をウノゼロで下す

値千金のゴールを決めた藁谷陸斗(写真=多田哲平)

 関東高校サッカー大会東京予選の2回戦が4月10日に行われ、大森学園日大豊山が対戦。日大豊山が1-0で勝利を収めた。

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 初夏のような強めの日差しが降り注ぐなかキックオフした試合は、激しいボールの奪い合いとなった。

 立ち上がりからペースを掴んだのは日大豊山。1回戦で格上の早稲田実業をPK戦の末に破って勝ち上がってきたダークホース候補は、FW9野尻朝陽(3年)をファーストディフェンダーとした畳みかけるようなハイプレスで相手の自由を奪い、マイボールとなれば、素早い攻撃でゴールを目指した。

 前線では10番MF志村陽(3年)のテクニック、FW14藁谷陸斗(3年)の推進力、野尻の万能ぶりは効果的で、度々チャンスを演出していた。

 14分には野尻が相手のビルドアップをカットしてシュートに持ち込み、15分にはMF8田村幹太(2年)のFKからゴールを強襲。さらに21分には左ウイングのFW11原澤大雅(3年)が中央に切り込みミドルシュート。35分には志村が単独突破から際どいシュートを放っていった。

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