圧巻のゴールショー。松本国際が昨季のリベンジを果たす

喜ぶ松本国際イレブン(写真=田中紘夢)

 王者の勢いはとどまることを知らなかった。高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2022 長野県リーグ1部は、4月23日に第3節が開催。前年優勝校・松本国際松本第一を7-1と下し、延期となった第2節を除いて2連勝を飾った。

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 試合は序盤から松本国際がペースを握る。4-3-3の布陣でスタートし、ボランチの3枚が立ち位置を変えながらポゼッション。左右ウイングの二木楓と高野翼の突破力や、頂点に立つ高城泰史のパワーを生かそうと試みた。飲水タイムまでは松本第一の粘りに苦しむも、26分に二木が先制点を挙げると、ここからゴールラッシュが始まる。

 29分、矢越俊哉が中盤でボールを奪い、個人技から右足で追加点。31分にはその矢越のCKから、最後は佐々木遥暉がこぼれ球を詰める。さらに35分、矢越が再びインターセプトからネットを揺らすと、39分にも三浦大和がシュートのこぼれを押し込む。わずか13分間で5得点を挙げ、前半を終えた。

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