東海大福岡との激闘を制した九州国際大付が8大会ぶりのインターハイに王手

歓喜の九州国際大付(写真=中倉一志)

 6月4日、ミクニワールドスタジアム北九州で行なわれた令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福岡予選準決勝で東海大福岡九州国際大付が対戦。0‐0のまま迎えた後半の33分に濱田大夢が自ら持ち込んでゴールを奪って、これが決勝点。九国大付が決勝進出を決めた。

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 最初にリズムを掴んだのは、ここまで劇的な戦いを演じて準決勝に駒を進めてきた東海大福岡。相手の背後を狙ってシンプルに長いボールを送り込み、そこへFWを走り込ませるのはこれまでと同じスタイル。鋭い出足でセカンドボールを回収し、あるいは前へ出ようとする九国大付に鋭くプレッシャーをかけて自由を奪う。そして試合のほとんどの時間を九国大付校陣内でプレーする。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福岡予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福岡予選