PK戦9人目で死闘に終止符!東京成徳大深谷が西武台を下し初の決勝進出

PK戦の末に西武台を下した東京成徳大深谷は初の決勝進出(写真=多田哲平)

 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選の準決勝が6月15日に行われ、東京成徳大深谷西武台が対戦。東京成徳大深谷がPK戦の末に勝利を収め、決勝進出を決めた。

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 昨年度の選手権予選を制した西武台とがっぷり四つで組んでも、東京成徳大深谷はまったく引けを取らなかった。

 立ち上がりから球際で激しい攻防が繰り返され、ボールが行ったり来たりで落ち着かない展開が続く。

 そんな状況で東京成徳大深谷は素早く攻守を切り替えて、西武台のスピーディな攻撃に対応していき、ボールを奪えば鋭くカウンターを狙った。

 23分には相手FW9岡響己(2年)にペナルティエリア内に抜け出されるも、ここはGK1木村航大(3年)が決死のブロック。また35分には再び岡のシュートを浴び、38分にはFW10和田力也(3年)の強烈なミドル弾を受ける。それでもDF3増子颯竜(3年)、DF26小久保伊吹暉(2年)ら守備陣が身体を張って、これを凌いだ。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選