市立船橋が八千代を2-1で下して初戦突破!流動的な囲い込みで流れを掴む

先制ゴールを決めたMF丸山侑吾(写真=多田哲平)

 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選の決勝トーナメント1回戦が6月11日に行われ、市立船橋八千代が対戦。市立船橋にとっては、これが初戦となったが、見事に2-1で勝利を収め、次戦へと駒を進めた。

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 市立船橋が警戒していたのが、八千代の前線3枚。力強さが光るFW11納富惇也(3年)とFW16山市晴喜(3年)の2トップ、機動力のあるトップ下MF10田中颯真(3年)だ。序盤こそこの3人を軸としたダイナミックな攻撃に押されたが、DF4懸樋開(3年)とDF19藤田大登(3年)のCBコンビ、さらにMF6北川礁(3年)とMF15白土典汰(2年)の2ボランチが挟み込むように対応し、自由を奪っていった。

 徐々にリズムを掴み敵陣でのプレーを増やした市立船橋は、今度は流動的なプレスで囲い込みながらボール奪還を図っていった。

 23分には、そのプレスから敵陣でボールを奪うと、ゴール前のFW11渡邉慎和ムセマ(3年)のポストプレーから、最後はMF7丸山侑吾(3年)が冷静にゴールに流し込む。市立船橋は序盤の劣勢を押し返し先制に成功した。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
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