破壊力抜群のインナーラップ!神戸星城が怒涛の攻撃で尼崎北に10発大勝
ハットトリックの活躍をみせた神戸星城FW西田光貴
5月15日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選4回戦が行われ、神戸星城は尼崎北と対戦し、前半からゴールを重ねた神戸星城が尼崎北を圧倒し10-1で勝利。これで5回戦に進出を決めた神戸星城は8強入りをかけ次戦、相生学院と対戦する。
3回戦でプリンス関西1部の報徳学園を破った神戸星城の強さは本物だ。
神戸星城のメンバー表のスタメンの欄にはDFが2人。しかもそのうちの一人であるDF大西陸人はウイングのような動きで右サイドを駆け上がる。神戸星城は変幻自在な攻撃を繰り出していった。
アタッキングサードに入ると必ず2列目からのインナーラップが入り、ポケットでボールを受けてはマイナスのクロス。相手をゴール方向に戻させて前向きの選手たちが次々とゴールを狙う。その姿はまるでマンチェスターシティの攻撃のようだった。
序盤から一方的に押し込んだ神戸星城は、9分に9番FW西田光貴が大西からの折り返しに合わせて口火を切ると、飲水タイム明け直後の19分、右CKに6番MF宮本真都がドンピシャヘッドで追加点。24分には7番MF溝口夏唯のシュートがDFに当たりディフレクションしてゴールに収まると、32分には11番FW安原修哉の折り返しを西田が沈めた。
目まぐるしく展開された神戸星城の攻撃に尼崎北は防戦一方。雨のように降ってくる攻撃の矢に晒された。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選