後半アディショナルにチーム4点目を決めたMF16池田怜以(2年)を祝福する徳島市立の選手たち(写真=寺下友徳)

 ただ、その後は徳島科学技術が奮起。「もっと細かいパスでボールを動かさないと」と徳島市立・河野博幸監督は全国大会ベスト4以上を狙うチームに厳しい指摘を送ったが、それを差し引いても「前へ行く、走り負けないことをテーマにしていた」キャプテン・廣瀬を中心に、2トップのドリブル突破や、正確な右足キックを蹴る畠中などを使い勇敢にゴール前に切り込んだ徳島科学技術の闘いは賞賛に値するものだった。

 かくして後半10分までは苦しい時間帯が続いた徳島市立。しかしここで「2年生以下は3-5-2の経験が少なかったので、後ろから声をかけて気付かせるようにした」(GK藤澤)はじめ、3年生たちがリーダーシップを発揮したことが再び流れを取り戻す要因になった。

【次のページ】 決勝 徳島市立 vs 徳島科学技術(4)

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)徳島予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)徳島予選