結果、後半15分にクロスボールからのこぼれ球を山座が押し込み3点目を奪った徳島市立は、アディショナルタイムにも途中出場のMF16池田怜以(2年)が決めて4-0。「本当は前半で3点目を取って決めなくてはいけなかったが、自分たちのよさである守備の堅さや、カウンターは出せた」(キャプテン織田)が8大会連続となる徳島県の王者に立った。
ただ、準優勝に終わった徳島科学技術も「選手権大会で徳島市立を倒す」(川越英司監督)最終目標へ向け、よき課題を得たことも事実。その過程の1つともなる全国大会初出場初勝利へ。さらなるスタイル確立を期待したい。
(文・写真=寺下友徳)
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)徳島予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)徳島予選