駒込が豊島学院とのカウンター合戦を制し支部予選突破!DF石井克弥が値千金の決勝ゴール

決勝ゴールを決めた石井克弥(写真=多田哲平)

 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京支部予選が5月1日に行われ、東支部のブロック決勝で駒込豊島学院が対戦。駒込が2-1で勝利を収め、支部予選突破を決めた。

【フォトギャラリー】駒込 vs 豊島学院

 試合は双方とも速攻重視のカウンター合戦となった。強い雨の影響で球足が速くなったこともあり、立ち上がりからオープンな展開が続いた。

 序盤に主導権を握られた駒込は、それでも徐々にロングパスを駆使した攻撃でリズムを作り出していく。

 18分にはCKから、21分にはMF7落合優希(3年)の抜け出しから豊島学院ゴールを襲う。さらに35分のFKでは、FW8金田早矢(3年)が胸で合わせて、結果的にGKにストップされるもののゴールまであと一歩に迫った。

 39分には落合がカットインから鋭いシュートを放つなど得点の匂いを漂わすと、40分に先制点が生まれる。ペナルティエリア内に進入したMF20坂倉乾太(2年)が右足でシュートを放ち、見事にネットを揺らしてみせた。

 一方で守備では粘り強さを披露。26分には相手のMF10名良橋快(3年)に抜け出されシュートを浴びるなど、何度かピンチを迎えながらも、これをDF4石井克弥(3年)とDF5篠田淳(2年)の両CBを軸としたブロックではね返していった。

【次のページ】 21分に積極的な姿勢が奏功

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選