後半に入ると試合が動き出す。先にスコアを動かしたのは開成。後半8分、左サイドからMF山本空が中にクロスを送ると、MF野村がこれを受けシュート。ボールはネット揺らし先制点を奪う。
開成 vs 都立深川
都立深川も反撃。後半13分、前線にボールを送るとGKがクリアミス。このボールに反応したFW秋山澄太郎が落ち着いて流し込み同点に追い付く。
すると開成は後半23分、リスタートからのボールがゴール前へ。混戦を生むと、ボールがゴールに吸い込まれオウンゴール気味に得点が入り、開成が2-1と勝ち越す。
しかし時間は刻々と過ぎても諦めなかった都立深川が、またも追い付く。後半38分、FKのチャンスを作ると、DF開田涼のキックに途中出場のMF中村玲都がヘディングで合わせネットを揺らす。
このまま後半終了のホイッスルが吹かれ、試合は延長戦へと突入。すると延長前半9分、都立深川はCKのチャンスを作ると、DF開田のキックにヘディングで合わせたのはMF山崎。これがネットに刺さり、ついに勝ち越し点を奪う。
開成も必死の反撃を試みるも都立深川は懸命のディフェンスを見せ試合終了。都立深川が後半から激しく動いたゲームを3-2で制し、都大会へと駒を進めた。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選