開成MF橋本晃世(写真＝多田哲平)
勉強とサッカーの両立をテーマにしたインタビュー特集「文蹴両道」がスタート。
記念すべき第1弾で訪ねたのは、全国ナンバーワンの進学校、開成だ。東大合格者数は1982年から41年連続全国1位という輝かしい進学実績を誇る、中高一貫の超名門。そのサッカー部は、いかにして勉学とスポーツを両立しているのか。
渉外を務めるMF橋本晃世(2年)に話を訊いた。
――文武両道を目指す高校生活はどうですか？
正直、今は勉強よりも部活を優先している状況です。月・水・金の練習日は基本的に空けて、部活がない火・木・土に塾に行って勉強しています。勉強もプレーもどっちも高水準にやれるようにしていきたいです。
――部活がある日の勉強は？
部活が終わってから無理やり塾に行って勉強することもあります。疲れているので効率は良くはないかなと、自分では思っていますけど。
――1日のスケジュールはどんな感じですか？
学校と家が近いので、朝は7時前後に起きれば間に合います。朝は他の人よりは余裕を持てていますね。ただ疲れていると、起きるのがアラームが何回か鳴ってからになってしまって、ギリギリに学校に来る日もあるので、そこは改善しないといけないなと。
授業が終わるのが大体14時半頃。それから先に中学生が練習する日だと、自分たちの練習が始まる16時半まで勉強をして、18時半か19時に部活が終わってからも体力的に余裕があれば塾の自習室にこもります。家に帰ってから、またちょっとやってから寝るという生活です。寝るのはだいたい25時くらいになることが多いです。
――自習室ではどのくらい勉強していますか？
塾に行ったらやっぱりそれなりにやらないといけないと思っているので、22時前くらいまではやっていますね。部活がない日は学校が終わってから間食を入れて、塾に行って勉強しています。頑張る習慣をつけるためにも、少し無理をしてやっているところはあります。
