都立小松川 vs 聖学院

 後半に入っても主導権を握って離さない都立小松川は、ディフェンスでもGK17山本瑞貴(2年)やDF5三浦陽太(2年)らを中心にきっちりしたディフェンスを見せる。

 都立小松川の堅守に苦しみ、ここまでなかなかチャンスを作ることができなかった聖学院は後半15分、MF9半藤力(3年)がゴール前でボールを持つもフィニッシュまでは至らず、得点を奪うことができない。

 すると都立小松川は後半19分、FW13斉藤大智(2年)が6点目のゴールを決めると、24分にも再び斉藤が、30分にはFW朝野がゴールを奪いリードを8点に広げる。

 試合終盤、聖学院はFW12葛西奏太朗(2年)がサイドからの攻撃を見せ、一矢報いようとするもチャンスを広げることができない。結局試合は都立小松川が8-0で聖学院を下し、2回戦へと駒を進めた。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選