前半は1-0と都立福生のリードで折り返すと、迎えた後半は正則が流れを掴む。立ち上がりの後半1分、FKからゴールを狙うと、7分にはDF2金子太郎(3年)がFKを蹴り込むも都立福生のディフェンス陣にクリアされてしまう。

都立福生 vs 正則

 しかし正則は後半12分、MF4高木駿(2年)がネットを揺らし試合を振り出しに戻す。

 その後は一進一退の攻防が続くと、後半35分に都立福生が大きなチャンスを作る。MF11神田佳樹(3年)が右サイドをドリブルで突破。自らシュートを放つも、正則GK1石原夢翔(2年)がセーブし得点を許さない。

 結局試合は1-1のまま80分を終了。決着はPK戦へと委ねられる。PK戦では先攻の都立福生が4人目まで全員成功。対する正則は1人目は成功も、2人目、3人目がストップされる。正則は4人目も失敗してしまい、都立福生がPK戦に勝利。熱戦を制し、2回戦進出を決めた。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選