後半に入っても両チームは攻守の入れ替わりが激しい戦いを見せる中、後半10分、芝浦工大高はFKのチャンスを作ると、FW11志村俊作(2年)が直接狙ったキックはネットに突き刺さり勝ち越しゴールを奪う。

芝浦工大高 vs 東洋大京北

 なんとか同点に追い付きたい東洋大京北は後半30分過ぎから攻勢を強める。32分、ゴール前で細かくつなぐもフィニッシュには至らず。34分、MF14佐々木翼(2年)がシュートを放つものの芝浦工大高GK1玉川凌雅(3年)がセーブ。

 しかし後半37分、東洋大京北は、右サイドからのクロスにFW吉田がボレーシュート。これがネットを揺らし、同点に追い付く。

 試合は2-2のまま前後半を終えPK戦へと突入すると芝浦工大高のGK玉川が躍動。東洋大京北の2人目をストップすると、3人目はシュートミス。一方の芝浦工大高は3人目までが全員成功。決めれば勝ちの4人目もMF7小森謙蔵(3年)がきっちりと成功させ勝利を手に入れた。

 試合終盤で追い付かれる嫌なムードを払拭し、東洋大京北との熱戦をモノにした芝浦工大高が2回戦へと駒を進めた。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選