都立葛飾総合 vs 都立江戸川

 後半に入っても主導権を握る都立江戸川。2分、ゴールやや右の位置でFKを得るとMF江口が直接狙うもゴールならず。4分にもMF片庭がシュートを放つもボールは枠内に飛ばず、なかなか得点を奪うことができない。

 しかし都立江戸川は後半12分、MF江口がついに都立葛飾総合ゴールをこじ開け、ようやく試合を振り出しに戻すと、24分、FW山﨑が左サイドから運び、ファーサイドのMF16松田怜己(2年)へパス。これを受けた松田がシュートを放つとボールはネットを揺らし、都立江戸川が勝ち越しに成功する。

 ここから都立江戸川がゴールラッシュ。後半25分にMF片庭が3点目を奪うと、27分にはFW14諸川恵介(2年)が4点目、34分にはFW山﨑が5点目を決め、瞬く間にリードを4点に広げる。

 都立葛飾総合は試合終了間際にFW17田中伸和(1年)がゴールを奪い意地を見せるも反撃はここまで。後半に5点を奪った都立江戸川が5-2で勝利し、2回戦へと駒を進めた。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
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