都立石神井 vs 都立つばさ総合

 後半に入っても都立石神井がスコアを動かす。後半8分、CKのチャンスを得るとプレースキックはファーサイドに。その折り返しを、またもFW小島がヘディングで押し込み、欲しかった2点目を挙げる。

 なんとか追い付きたい都立つばさ総合は、FW岩崎やFW10小森宏樹(3年)、キャプテンのMF8坂本凌脩(3年)らがゴールを奪いにかかる。さらにディフェンス面ではGK1竹下海希(2年)が好セーブを見せるなど気迫のプレーで食い下がる。

 その後は一進一退の攻防が続く中、後半30分、都立石神井は途中出場のMF大野祐人(3年)が右サイドからボールを運んでクロスを送ると、ここまで2ゴールのFW小島がダイレクトボレー。ボールはネットに突き刺さる圧巻のゴラッソでリードを3点に広げる。

 都立つばさ総合は一矢報いようと必死の反撃を試みるも、都立石神井は後半アディショナルタイムにもFW小島が4点目を決め勝負あり。FW小島が4ゴールを奪う活躍を見せた都立石神井が4-0で都立つばさ総合に勝利。2次予選進出を決めた。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選