1、2年生のみの青稜が金星!”格上”都立葛飾野を下して7年ぶりの都大会へ

青稜は7年ぶりに2次予選へと駒を進めた(写真=多田哲平)

 第101回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック決勝が9月17日に行われ、都立葛飾野青稜が対戦。青稜が4-2で勝利を収め、都大会(2次予選)進出を決めた。

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 地区ユースリーグ1部所属の青稜が下したのは2つカテゴリーが上であるT4リーグ所属の都立葛飾野。しかも都立葛飾野は3年生が残っているのに対し、青稜は1、2年生のみ。まさに金星だ。

 格上撃破のひとつのポイントとなったのは序盤の粘り。リードされてもすぐさま点を取り返し、試合のなかで自信を深めていった。

 2分、CKから相手DF3世利亘(3年)のヘディング弾で先制点を献上しても、8分にお返しとばかりにCKからDF3板東賢吾(2年)のヘディングで同点に。

 さらに33分にはペナルティエリアに抜け出したFW10伊藤元太(3年)のパスからDF4冨田康生(2年)のヘディングを浴びて再びリードを許すも、37分のCKからDF4林颯介(1年)の打点の高いヘディングでまたもスコアを振り出しに戻してみせる。

 立ち上がりこそ固い印象だった青稜だったが、この2点で「いけるぞ!食らいつくぞ」と熱気を帯びていく。

 そんな声とともに走力で都立葛飾野に対抗した。劣勢に立たされた序盤で引き離されていたら、最終スコアはもしかしたら変わっていたかもしれない。

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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
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