東京朝高が終了間際の2ゴールで2次予選初戦を突破!都立調布南も健闘

東京朝鮮中高級学校のチョン・テナム(中央)が追加点(写真=多田哲平)

 第101回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選Aブロック2回戦が10月8日に行われ、都立調布南東京朝鮮中高級学校が対戦。東京朝高が2-0で勝利を収め、3回戦進出を決めた。

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 どちらにとってもこれが初戦。また都立調布南が地区ユースリーグ(都6部相当)所属なのに対し、東京朝高はT3リーグ(都3部)所属。

 東京朝高は立ち上がりにピンチを作られた。3分にFW10丸山昌大(3年)に際どいシュートを放たれる。それでも、怪我から復帰した2人の主力、テクニシャンのMF10パク・ソラ(3年)とドリブラーのMF11チョン・テナム(3年)を軸に徐々に押し返していった。

 中盤の底でMF6カン・ジョンファン(3年)がセカンドボールを素早く拾ってパスを散らすと、最前線ではFW9チョン・ヘリョン(3年)が体を張ってボールを収めた。

 それでも都立調布南のDF3赤城翔真(3年)とDF4金井元輝(3年)を中心とした粘り強い守備と、前線4人による流れるような速攻に苦しめられた。19分、35分にはいずれもカウンターからビッグチャンスを作られている。

 0-0で迎えたハーフタイムに、東京朝高の姜宗鎭監督は『相手のほうがのびのびと力を発揮している。自分たちも持っているものをしっかり出していこう』と選手たちに伝えたという。

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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
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