伝統の堅守から効率よく4得点!桐朋が目黒日大を撃破
桐朋のMF北川聖悟は攻守に奮闘した(写真=佐藤亮太)
第101回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選2回戦が10月8日に各会場で行われた。
前半36分、MF6北川聖悟(3年)の放ったFKから最後はFW10本宿皓大(3年)が押し込み先制すると、前半アディショナルタイムにはFW4神谷遼(3年)のポストプレーからMF8亀井竣哉(3年)が叩き込み2点目。後半に入っても桐朋の勢いは止まらず、11分にはFW9舩田晃聖(3年)がペナルティエリア外でひとりかわし、左足で決めて3点目を挙げた。
投入からわずか数十秒での得点にFW舩田は「本来は右利きですが、左で決められて嬉しい。自分でもびっくりした。そんなメンタル強くないのでたまたまです。でも絶対に勝つという思いだったので気持ちで決めました」と語った。
さらに後半17分には、CKからMF6北川が押し込み4点目。結果、桐朋が4-0の完封勝利をあげた。
とはいえ、どちらかといえば、チャンスの数では目黒日大に劣っていた印象。後半終盤はかなり押し込まれていた。それでも勝てた要因は守備の堅さがある。
特に中盤での強いプレスが功を奏した。ダブルボランチの一角であるMF6北川はセカンドボールを即回収し、味方につなぐとともに機先を制すなど、相手をできるだけペナルティエリアから遠ざけるプレーを見せた。
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