この先制ゴールで勢いづいた成立学園はリズムよくボールを回しながら、試合の主導権を握る。柏田が時に2列目に下がりながらパスを引き出すと、インサイドハーフのMF7陣田成琉(3年)とMF6横地亮太(2年)、アンカーのMF10八木玲(3年)が的確にパスを散らしてリズムを創出していった。
36分にはMF8武田悠吾(3年)がポスト直撃のシュートを放つなど、追加点の気配を醸し出す。一方で国士舘には17分に右サイドハーフMF10原田悠史(2年)のクロスから長身FW21手塚令恩(3年)にヘディングを許したシーン以外はほとんど決定機を作らせなかった。
▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選