切れ味鋭いドリブルを見せたMF髙橋隆大(写真＝徳原隆元)

　3年ぶりに海外チームを招いて開催されたSBSカップ国際ユースサッカー2022。その第1戦が8月25日に行われ、静岡の選抜チームである静岡ユースはU-18ウズベキスタン代表と対戦。3-3で突入したPK戦で3-4と競り負け、惜しくも敗れた。

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　キックオフとほぼ同時に振り始めた雨が強まったかと思えば、ぴたりと止み、そしてまた降り出す。そんな不安定な天候と同じく、攻守が行ったり来たりのシーソーゲームとなった。

　静岡ユースのスタートシステムは4-4-2。GK1森脇真一(磐田U-18)、ディフェンスラインは右からDF2松田和輝(磐田U-18)、DF4行徳瑛(静岡学園)、DF3山本蒼太(藤枝明誠)、DF5石川瑠紀(清水桜が丘)。2ボランチはMF6亀谷暁哉(磐田U-18)とMF8岩崎圭吾(沼津U-18)、右サイドハーフにMF10髙橋隆大(静岡学園)、左サイドハーフにMF7安藤阿雄依(清水ユース)。2トップにはFW9斉藤柚樹(清水ユース)とFW18後藤啓介(磐田U-18)が並んだ。指揮するのは鈴木啓史監督(御殿場南)。ゲームキャプテンは行徳が務めた。

　髙橋と安藤という両翼の切れ味鋭いドリブルと長身FW18後藤のポストワークを主武器に仕掛けた静岡ユースは19分に先制に成功する。髙橋のクロスがゴール前に放り込まれると、最後はファーサイドで行徳が頭で合わせてゴールネットを揺らした。