前半15分に決勝点を奪った高知中央MF17松尾奏幸(2年) (写真=寺下友徳)
試合は「この一年チャレンジしてきた」(近藤健一朗監督)高知中央のビルドアップを高松商が受け止める構図でスタート。当初は高松商の立ち位置把握に苦しんだ高知中央であったが徐々に相手陣内に攻め込み、15分には左CKからのデザインプレーから混戦をMF松尾がシュート。相手DFのクリアはわずかに及ばず高知中央が欲しかった先制点をマークした。
が、高知中央の攻勢はここまで。以後はハイプレス戦術を切り替えた高松商が一方的に攻め込む展開となる。前半だけでも26分には多田、36分には百々、40分には星野が際どいシュート。さらに後半から川原寅之亮監督は大西をボランチに上げ、インターハイ2ゴールの11秋山慧汰(2年)を投入しシステムも「4-3-3」に変更。勝利への執念をピッチに注ぎ込んだことで、黄色いユニフォームの躍動感はさらに増した。
▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2022プリンスリーグ四国 プレーオフ(参入戦)
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