堺東イレブン(写真＝会田健司)

　後半に入ると試合が動き始める。相手を押し込む市岡は38分にDF8山本海斗(1年)の突破からクロスにFW16木元咲哉(1年)が飛び込む。40分にも畑井が収め、落としを前原が右へ展開しMF17谷川栞汰(1年)がシュート。43分には畑井が振り向きざまに左足で狙う。

　堺東も48分に相手DFのクリアミスからMF9和田翔が決定機を迎えるもこれを決め切れず。

　そして試合も終盤に入った56分、市岡は前原のスルーパスを中央左で受けた畑井が縦にドリブルで仕掛けボックス内に侵入すると、DFを振り切りそのまま左足で狙う。この畑井のシュートがGKの股の間を抜けゴールネットを揺らし、市岡に待望の先制点が入る。

　そのままスコアは動かず試合終了のホイッスル。市岡が1-0で堺東を下した。

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