初芝橋本が和歌山南陵に競り勝ち決勝へ…それでも指揮官は「お前たちらしくない」と檄

和歌山南陵 vs 初芝橋本(写真=森田将義)

 2月11日、令和4年度和歌山新人戦(新人選手権大会)の準決勝2試合が、やたがらすサッカー場で行なわれた。和歌山南陵 初芝橋本による第1試合は、FW10朝野夏輝(2年)の先制点を皮切りに3点を奪った初芝橋本が勝利した。

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 年明けに挑んだ裏選手権では昨年度のインターハイで準優勝した帝京に勝利。確かな手応えを掴んでいたが、この日は「自分らはこれだけ強い相手とやって、勝ってきたんだという自信が過信に繋がっていた」(阪中義博監督)。結果的に勝ちはしたものの、試合後には指揮官から選手に対し、「お前たちらしくない」と檄も飛んだ。

 満足のいかない試合内容だったかもしれないが、随所で今年の初芝橋本の良さを感じる試合だったのは間違いない。

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▽令和4年度和歌山新人戦(新人選手権大会)
令和4年度和歌山新人戦(新人選手権大会)