古豪・畝傍、一条をPK戦の末に下し見事に新人戦制覇

歓喜の畝傍イレブン(写真=森田将義)

 4日、令和4年度奈良新人戦(新人選手権大会)の決勝が奈良県フットボールセンターで行なわれ、畝傍一条が対戦。両者譲らずPK戦までもつれた一戦は0‐0(PK6‐5)で畝傍が制した。

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 立ち上がりから試合の主導権を握ったのは、準決勝で選手権出場校の奈良育英を1‐0で撃破した畝傍。「準決勝の奈良育英戦はしんどかった。だいぶ引き込まれて、守備も後ろに下がっていたので、この試合は前から行こうよとチャレンジしました」(谷口祐樹監督)と積極的に仕掛けていく。MF8岡田奈朗(2年)とFW9久下駿人(2年)の両翼を起点に幅を使った攻撃を繰り出し、空いた中央にボールを付けていく。前半6分には右クロスのこぼれ球から、FW11永長寛大(1年)がシュート。38分には右CKのこぼれ球から粘って放ったシュートのこぼれを岡田が拾って、ゴールを狙ったが、GK1谷口巧磨(2年)に阻まれた。

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▽令和4年度奈良新人戦(新人選手権大会)
令和4年度奈良新人戦(新人選手権大会)