昌平 vs 聖望学園(写真=佐藤亮太)
対戦相手の多くは、守備を固めたうえ、セットプレーなどの一発狙い。これは昌平攻略の常道。裏を返せば、対策されやすいということを示す。 だからこそ、強豪・昌平はその上を表現しなければならない。相手の狙いはわかっている。にもかかわらず、きょうの2失点はやはりいただけない。勝ったと手放しで喜べないのも理解できる。
試合後のミーティングで「(きょうの試合を)良い経験として収めたくはない」とした昌平・藤島崇之監督。あす12日の準々決勝に向け、選手に反省と改善を求めた。
打倒・昌平を一身に受けながら勝たなければならない。強豪校が持つ宿命を改めて感じる試合だった。
(文・写真=佐藤亮太)
▽令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)