4月1日に行なわれるプリンスリーグ中国の開幕戦で対戦するチーム同士のカードとあり、2年ぶりの復帰となる玉野光南は「開幕戦に向けての準備を計れる」(乙倉監督)と意気込んでいた。プリンスリーグを経験しているのは1年生から試合に出ていた常藤など数名のみ。「(瀬戸内と対戦し)プリンスのレベルを多くの選手が肌感覚で味わえたのは大きかった」と常藤は口にする。

 また、負ければ大会を去らなければいけなかったが、勝ったことで準決勝と決勝または3位決定戦の2試合を経験出来るのも大きな収穫。「進路にも繋がるので、中国大会は大きい。今日勝ったことで、2試合見てもらうチャンスが増えた」と常藤は続けた。準決勝以降も玉野光南は奮闘を続け、チームとして個人として存在感を示して行くつもりだ。

(文・写真=森田将義)

▽第15回中国高等学校サッカー新人大会
第15回中国高等学校サッカー新人大会