ゴールを喜ぶU-17日本高校選抜

 先制点を献上した静岡県ユース選抜は、失点後から中盤を高い位置に設定して攻撃の姿勢をより打ち出していく。

 しかしスコアを動かしたのは、またも日本高校選抜。前半25分、FW18山本吟侍(高川学園)がゴールを決めると、前半27分にもMF7安斎悠人(尚志)が左サイドからペナルティエリアに進入して逆サイドネットを撃ち抜く。

 ゲームの主導権を握った日本高校選抜は、3点のリードを奪って試合を折り返した。

 後半、早い時間帯で差を縮めたい静岡県ユース選抜は、両サイドにボールを振って相手を揺さぶりながらゴールに迫るも決定機までには至らない。

 スリッピーなグラウンドコンディションと疲労で、徐々にパスの精度が落ちてきた頃の後半20分、左サイド松田のクロスがそのまま決まり、日本高校選抜が静岡県ユース選抜を4-0と突き放す。

 結果的に日本高校選抜は4得点かつ無失点と、攻守で圧倒して勝利した。

▽第38回静岡県ヤングサッカーフェスティバル
第38回静岡県ヤングサッカーフェスティバル