躍進止まらぬ岡山U-18!広島ユースセカンドに逆転勝利でプレミアPO出場決定
ファジアーノ岡山U-18の躍進が止まらない(写真=寺田弘幸)
ファジアーノ岡山U-18の躍進が続いている。夏の日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会で3位の戦績を残したチームはプリンスリーグ中国でも首位を走っており、10月7日に岡山学芸館瀬戸内グラウンドで行われたサンフレッチェ広島F.Cユース セカンドとの一戦は逆転勝ちで、最終節を残してプレミアリーグ プレーオフへの初出場を決めた。
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試合は徐々にファジアーノが押し込んでチャンスを作っていったが、サンフレッチェが先制した。23分に右サイドを土手川遥人が突破し、中央で廣重壮真が押し込む。ファジアーノは隙を見せてしまったが、チームはバタバタすることなく試合を進めていく。
梁圭史監督は「先制されても粘り強く戦っていく部分は、もともとこのクラブが持っているもの。そこはどんな試合でも出さないといけないし、今日はそれにプラスして途中からピッチに立った選手も含めてそれぞれの個性を生かした戦いができたと思います」と振り返る。
53分に清水陽介が左サイドをドリブルで突破して折り返したボールを楢﨑光成がシュートを決めて同点に追いつくと、途中出場した躍動感のあるプレーを見せてサンフレッチェに襲い掛かった。61分に末宗寛士郎が勢いよくピッチに駆け出していき、71分には石井秀幸と影山倖大が入ると、逆転ゴールが生まれる。南稜太が石井と連係してバイタルエリアで前を向いて右足を一閃して美しいゴールが決まり、88分には三木ヴィトルが右サイドを打ち破って上げたクロスをニアに走り込んだ石井が蹴り込んだ。
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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 中国
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