帝京長岡2nd vs 新潟明訓の新潟県勢はドロー決着

帝京長岡2nd vs 新潟明訓

 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 北信越2部の第3節2日目が4月16日に行われた。開幕2連勝で首位を走る新潟明訓は前半にFW友坂海空(3年)が2得点を挙げ優位に試合を進めたが、後半に帝京長岡2ndが追いつき、新潟県勢同士の一戦は2-2で勝ち点1を分け合う結果となった。

【フォトギャラリー】帝京長岡2nd vs 新潟明訓

 観衆約130人が駆けつけた県勢対決は互いが持ち味を発揮する好ゲームとなった。前半、主導権を握ったのはアウェーの新潟明訓。FW斎藤瑛太(2年)のポストプレーを起点に、トップ下の友坂、両翼の平井壱弥、渡邉創士(ともに3年)が連動しながらピッチを広く使って猛攻を仕掛ける。

 試合を動かしたのは新潟明訓のエース。前半18分。DF小柳澄弥(3年)が相手最終ラインの背後を目がけてロングフィードを送る。それに反応した友坂は後方からのパスを高難度の胸トラップで相手を交わし、最後は飛び出したGKの股下を抜くシュートでゴールネットを揺らした。「トラップがうまくいった。昨年の12月に始めた筋トレの効果もあり、腕一本で相手を抑えることができた。狙い通りの形」と友坂。

【次のページ】 第3節 帝京長岡2nd vs 新潟明訓(2)

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 北信越2部
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 北信越2部