2月の埼玉県新人大会を制した武南(埼玉)は、1試合目で前回3位の佐野日大に2-0で快勝し、初勝利を挙げた。初日は健大高崎(群馬)と明秀日立(茨城)にいずれも無得点で連敗。予選リーグは通算2勝2敗だった。

 ほぼベストの布陣で臨んだ武南は、雨でスリッピーなピッチ状態にもかかわらず、パススピードを上げてボールを丹念に回してはサイドから鋭い仕掛けを展開。前半6分の先制点も外を崩してから仕留めた。

 左サイドMF松原史季が右サイドMF飯野健太(ともに新3年)に出色のスルーパスを送り、飯野のクロスが混戦となったところを攻め上がっていた右SB斉藤瑛斗(新3年)が豪快に蹴り込んだ。

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▽第42回浦和カップ高校サッカーフェスティバル
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