終盤の勝負強さ際立つ明秀日立、高知を下してついに全国4強へ

明秀日立のMF竹花龍生が終盤に決勝点を決めた(写真=多田哲平)

 旋風を巻き起こすダークホースが、ついに4強に辿り着いた。

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 令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の準々決勝が8月2日に行われ、2大会連続17回目出場の高知(高知)と4大会ぶり4回目出場の明秀日立(茨城)が対戦。明秀日立が1-0で勝利し、8月3日の準決勝に進出を決めた。

 高知は初戦の2回戦で羽黒(山形)に4-1、3回戦では昨年度選手権優勝の岡山学芸館(岡山)を14-13という壮絶なPK戦の末に破ってきた。そして明秀日立は1回戦で静岡学園(静岡)に2-1、2回戦で関大一(大阪)に2-0、そして3回戦では青森山田(青森)に1-0で勝利。プレミアリーグWESTとEASTの首位を破る、衝撃的な快進撃を続けてきた。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)