狭山ヶ丘が細田学園に2-0の完封勝利!昌平との準々決勝へ

狭山ヶ丘は細田学園を下してベスト8進出(写真=河野正)

 令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選は、6月10日に3回戦8試合が行われ、ベスト8が決まった。狭山ヶ丘は2-0で細田学園を破り、6月11日の準々決勝で2連覇を目指す昌平と対戦することになった。狭山ヶ丘と昌平は昨年も準々決勝で顔を合わせ、MF土谷飛雅(現3年)が後半アディショナルタイムにFKを直接沈め、昌平が1-0で競り勝った。

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 昨年度の第101回全国高校選手権埼玉予選でベスト8に進み、今季の対戦はまだないが県リーグも同じS2Aに所属する強豪同士の決戦。両チームとも4-2-3-1の布陣を編成し、そろってMF陣に好人材を擁して攻撃のかじ取りをしていた。

 狭山ヶ丘は貮百免稜也、細田学園は岡大耀(ともに3年)が正しい展開の読みから、ゲームを組み立てていた。

 ボールを握っていたのは細田学園だった。しかし 狭山ヶ丘は1回戦で川口東を2-0で下し、2回戦では関東高校大会予選ベスト8の本庄東に4-0で快勝したように、2戦連続無失点の堅ろうだ。

 ボールサイドの攻防では互角に争い、シュートを打たれても鋭い出足で体を寄せてことごとくブロック。空中戦になると川又洋介、浅野孝太朗(ともに3年)の両大型CBがクロスをはね返した。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
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