正智深谷は西武台を下して4強入り(写真＝河野正)

　令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選は、6月11日に準々決勝4試合が行われ、ベスト4が決まった。2大会ぶり2度目の優勝を目指す正智深谷が、9度目の制覇を狙ったプリンスリーグ関東2部の西武台を1-0で下し、6月14日の準決勝(NACK5スタジアム)で武南と激突することになった。

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　正智深谷は新人大会、関東高校大会予選とも準々決勝で敗退したが、現在県最上位のS1リーグで首位に立つだけに、グループとして統一感のある戦いを貫いた。4-2-3-1の布陣から、ボランチの大石桔平(3年)を経由し、サイドに素早くボールを散らして攻撃を仕掛けた。昨年からのレギュラーFW服部天翔(3年)のロングスローからもチャンスを作り、前半37分には服部の右の遠投からMF大島あらた(3年)が惜しいシュートを放った。