都立国分寺はMF石川空大(8番)の豪快なミドルシュート2発などで明大中野を下す(写真＝多田哲平)

　令和5年度全国高校サッカーインターハイ（総体）東京予選1次トーナメントブロック決勝が5月21日に行われ、都立国分寺と明大中野が対戦。都立国分寺が3-0で勝利し、2次トーナメント進出を決めた。

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　T4リーグ(都4部)所属の都立国分寺は初戦でT2リーグ(都2部)勢の早稲田実業を2-1で破りこの2回戦へ。明大中野は初戦で都立駒場をPK戦の末に下してきた。

　格上を撃破して波に乗っている国分寺は序盤からスムーズな攻撃を展開。MF21小池雄真(3年)、FW12長本壮史(3年)、FW15猪俣蒼(3年)の前線のトライアングルが流動的にポジションを変えながら明大中野の守備を困惑させた。

　先制点が生まれたのは7分。小池が左サイドから敵陣深くへ切り込みシュート。これがDFに当たりゴールに吸い込まれた。

　幸先よくリードを奪った都立国分寺は、その後も左右のサイドを使いながら明大中野ゴールに迫っていく。左ウイングのMF8石川空大(2年)、右ウイングのFW14亀田涼太(3年)は豊富な運動量で攻守に貢献した。