同点に追いつけなかったが、都立八王子東の反撃には勢いがあった

 後半の立ち上がりも都立八王子東は、国際基督教大高にゲームの主導権を握られたが、守勢に回っても堅守速攻で徐々に押し返した。すると50分には、MF10畠中剣(3年)が強烈ミドルを放つ。シュートは惜しくも相手GKの好守に阻まれた。

 1点ビハインドの都立八王子東はさらに攻勢を強める。素早いスライドからのチェイシングでボールを奪い、速攻で何度もゴールに迫った。とりわけサイド攻撃はスピード感があり、クロスから何度もチャンスにつなげている。

 68分には、右からのサイドチェンジを受けたMF12大石結(3年)が決定機を掴む。裏への抜け出しまでは見事だったがシュートは決まらず、再び迎えた72分の絶好機も相手GKに阻まれた。

 後半に都立八王子東の圧巻の猛攻を受けた国際基督教大高は、最後まで身体を張って守り抜いた。好セーブを連発したGK1金丸龍馬(3年)の活躍もあって2-1で逃げ切り、凱歌をあげた。

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選