都立勢対決は都立葛飾野に軍配 昨年度8強撃破の都立永山を下し2次予選へ
都立葛飾野台イレブン(写真=河野正)
9月17日、第102回全国高校サッカー選手権東京予選1次予選ブロック決勝2日目が行われ、前回大会はともにブロック決勝で敗れた都立勢同士の対戦は、都立葛飾野が3-1で都立永山に快勝した。
前半はほとんど得点チャンスがなく、永山のペースで進んだ。1トップの髙橋龍稀(3年)が12分に決定打を放ったが、GK金子圭吾(3年)がストップされた。ボランチの安齊秀吾(3年)は、15分とアディショナルタイムにゴール右と左に外れたが、際どいシュートを放ってリズムを握った。髙橋は後半7分の絶好機に右足を振り抜いたが、わずかに左へそれて先取点を取り損ねた。主導権は完全に永山がつかんでいた。
葛飾野の主将でCBの齋藤理久(3年)は苦笑いを浮かべながら、「てっきり正則学園が勝ち上がってくると思っていたので、永山の情報が少なかったんです。厳しいプレスを掛けてくる頑張るチームでした」と説明。相手の出方を見ながら、少し受けて立つ試合をしてしまったようだ。
▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
第102回全国高校サッカー選手権東京予選