堀越 vs 今治東中等教育学校
それでも何とか見せ場を作ると、前半4分にはFW9髙谷遼太(3年)が相手のクリアミスを高い位置でボール奪取。そのままゴール前を抜けて、シュートを打ったが枠を捉えることができない。24分には左サイドを仕掛けたDF4森奏(2年)のクロスをゴール前のMF6渡辺隼大(2年)が上手くコントロール。左足に持ち替えてゴールを狙ったが、DFをかすめてCKとなった。
対する今治東はMF8安部日々輝(2年)が相手との接触で左足を痛め、交替を余儀なくされた。「攻守に利く選手。特に守備の部分は良かったので、うちとしては痛手になった」と谷謙吾監督は振り返るが、代わって入ったMF7田坂晃雅(3年)が奮闘。ボールを持たれながらも、落ち着いてや対処し続けていく。すると、23分にはショートカウンターから、FW10大荒陽平(3年)が持ち前のスピードを生かしてPA内まで突破。思い切りよく放ったシュートはGKに阻まれた。チャンスこそ少なかったが、0-0で終えた前半の展開はプラン通りだったと言えるだろう。
▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権