強い雨風の天候の中、やるべきプレーを貫いた明桜が2-0で秋田商を下しV2達成

明桜が優勝(写真=竹内松裕)

 第102回全国高校サッカー選手権秋田予選決勝は3年連続で同じ顔合わせ。3年前は雨中のPK戦の末に秋田商が勝利し、昨年は激しい雷雨による一時停止試合を明桜が制していた。こうして迎えた3回目の対戦は、同じように強い雨風の天候。その中で状況を的確に判断してやるべきプレーを貫いた明桜が2-0で勝利。同校初の2連覇を達成し、6度目となる全国への切符を掴み取った。

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 前日から雨が振り続け、ピッチのところどころに深い水たまりができる難しいピッチコンディション。水を含んだ芝でボールが止まる一方で、選手たちは足を取られて思い通りのボディコントロールができず、パスサッカーをしたい秋田商業は苦しんだ。一方の明桜は「子どもたちが『今日はシンプルにやろう』と声を掛けてくれた」と原美彦監督が話したように、より割り切ってロングボールを活用。そして前への勢いを発揮した明桜がいきなり先制点を決める。

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▽第102回全国高校サッカー選手権秋田予選
第102回全国高校サッカー選手権秋田予選