鹿児島城西 vs アルビレックス新潟U-18

 ただ、中央は新潟U-18に警戒されたため、従来のFW11岡留零樹(3年)へのロングボールではなく、右のMF10石内凌雅(3年)、左のMF14山下慶人(3年)によるサイドアタックを選択する。トップ下の位置から自由に動いた芹生も交えながら新潟陣内に攻め込むと、17分には右を仕掛けた芹生のパスから山下がシュート。DFに当たったこぼれ球を、DF7木原綾汰(3年)が拾ってゴール前に上げ直すと、オウンゴールを誘発し、鹿児島城西が先制した。

 追い掛ける展開となった新潟U-18だが、早い時間帯での失点だったため、ダメージは少ない。内田監督はこう振り返る。「守備はロングボールへの対応とクロス対応、セットプレーの3つがポイントでした。ロングボールに対するセカンドボールの回収は、こっちが望むほどまではできなかったのですが、時間の経過とともにある程度の成果は出ていた」。

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