鹿児島城西 vs アルビレックス新潟U-18

 2点目を奪ってからは、「後半は立ち上がりの15分で勝負を決めようと話していた。あとは回されるぞと伝えていた」という新田監督の読み通りの展開となった。13分と15分には連続して危ない場面を作られたが、共にクロスバー。以降も「芹生が決めてからは、ゼロで抑えて勝とうと話していた。相手はラインを揃えて斜めのランニングをしてくると言われていた。切り方は難しかったのですが、付いていく所は付いて行こうとやっていました」と振り返る内田を中心に鹿児島城西が要所を抑えて、試合を進めていく。

 試合終了間際には安田の左クロスが反対サイドへと流れて、MF6小林章馬(3年)に決定的なシュートを打たれてしまったが、このボールはポストに助けられ、タイムアップ。決して楽な試合展開とはならなかったが、試合のポイントを上手く抑えた鹿児島城西が2-1で勝利し、近江(滋賀)との2回戦に進んだ。

(文・写真=森田将義)

▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2023プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
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