>慶誠 vs テゲバジャーロ宮崎U-18

 後半に入ると、互いにメンバーチェンジしたこともあり、テゲバ側もボールを握れる時間帯が増えてきた。しかし、慶誠が試合を有利に進めている状況は大きく変わらない。

 テゲバも何とかして攻撃の形を作り、慶誠ゴールを目指そうとするが、課題のひとつであるラストパスが通らずにいる。6分には作本崇登がシュートを打つが、キーパー正面で難なくキャッチされてしまう。9分からの慶誠の連続攻撃は、テゲバの守備陣が何とか凌いで、得点は許さなかった。13分のクロスはバーを越え、18分のチャンスはパスが通らないなど、前半とは変わって慶誠側にも焦りの色が感じられるようになってくる。この状況で、テゲバは1点でも返すべく奮闘を続ける。23分には久しぶりにペナルティエリア内まで侵入するも、相手DFにクリアされ、その直後の慶誠のシュートを止めての反撃では、押川翔太が鋭いシュートを放つが、惜しくもバーを叩いて得点とはならなかった。

 前半とは打って変わって、両者ともに決定機を欠いた後半。しかし、午前中の水口戦同様、テゲバは試合終了間際に集中力が切れたのか、慶誠に6点目を決められ、ここでゲームセット。

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